ノベルティグッズ
OEMで作れるノベルティグッズの商品例やメーカーの選び方、費用、流れについてまとめています。
ノベルティグッズのOEM・オリジナル商品例
- ジッパーバッグ
- キッチンスポンジ
- ボールペン
- 付箋セット
- メモ
- ノート
- カレンダー
- マグネット
- ステッカー
- タンブラー
- ボトル
- ポーチ
- トートバッグ
- ランチトート
- クーラーバッグ
- エコバッグ
- サコッシュ
- お財布ポシェット
- マグカップ
- マスクケース
- スポーツタオル
- 折りたたみ傘
- 化粧ブラシ
- スマホリング
- フードクリップ
ノベルティグッズのOEM会社の選び方
ノベルティグッズのOEMメーカーを選定する際には、次のようなポイントを比較してみるとよいでしょう。
- 最小ロット数
基本が数万個~となるノベルティグッズのOEMですが、300個~等小ロットでも対応できるメーカーもたくさんあります。最小ロット数は最も注目して比較しましょう。 - 納期
急遽決まった企画に必要なノベルティ…というようなシーンで短納期で対応してくれるメーカーを1社知っておくだけでとても安心できます。納期の融通が利くかどうかもチェックしておきましょう。 - 代行サービスの範囲
メーカーによっては、製造だけにとどまらず、様々な関連業務の代行を行っている場合があります。例えば、オリジナルの化粧箱に入れるなどのラッピング対応まで行ってくれたり、複数の商品をまとめてセットアップするなども対応しているメーカーがあります。また、配送サービスの代行においては、キャンペーン対象者のご自宅へ発送代行なども対応してくれたりします。どのような代行サービスがあるのか、範囲を確認しておくとよいでしょう。 - サンプル提供可否
実際のノベルティの品質を確認するためにサンプルを見たい、というシーンは必ずあると思いますが、メーカーごとにこの対応は異なります。数量限定で無料、有料、レンタル可能など、メーカーごとに異なりますので確認しましょう。
ノベルティグッズのOEMメーカー一覧
- 販促はな子
- 販促スタイル
- 販促品流通センター
- ノベルティコレクション
- 株式会社トップ
- ユニファースト
- オウルテック
ノベルティグッズのOEMのロット数
最小ロット数は製作する商品によって異なります。イベントで配布するなど、大量に必要とする場合には、大型ロットにも対応しているところに注文するのが安心です。
ノベルティグッズOEM費用目安
ノベルティグッズは、製作する商品によって価格が異なります。単価36円の除菌ウェットティッシュ(最低ロット200)などのばらまき・粗品向けの商品から、単価27,000円のポータブル電源(最低ロット2)といった高品質アイテムまで様々です。
これに加え、ノベルティグッズを製作する場合、社名やロゴなどを入れるのが一般的。社名やロゴを入れると、別途、名入れ代がかかります。名入れ代は、ノベルティグッズの個数や名入れに使用する印刷の色数によって変わります。
ノベルティグッズの費用は、商品1個あたりの単価と個数、印刷代、また代行サービスを委託する場合はそれを個数分で按分した費用も加味して考える必要があります。
ノベルティグッズのOEMサービスの流れ
問い合わせ
ホームページなどからOEMメーカーに直接問い合わせをします。どのような製品を作りたいのか、想定ロット数、金額の目安、販売時期などを質問される可能性があるため、可能な限りすぐに答えられるようにメモを用意してから電話するとよいでしょう。メールでの問い合わせの場合も上記のような内容を記載しておくと、メーカーからの連絡を受けやすくなります。大体は初回の打ち合わせ似て詰めていくため、初回の打ち合わせのアポイントを取りましょう。
打ち合わせ
● 商品コンセプト
● 価格
● 納品希望時期
等の情報を説明して、対応の可否を確認します。
サンプルの確認
伝えた希望の使用をもとにサンプルを作成してもらいます。
サンプルが作れない場合は3Dモックやイメージのイラストと企画書などを提示される場合もあります。
基本仕様の決定
提案を受けて商品の仕様を複数回やり取りしたうえで最終的な仕様を決定していきます。
見積もりの提示
全ての仕様が確定した時点で発注ロットと卸値の見積もりを作成してもらいます。
契約
取引基本契約書、製造受委託契約書、秘密保持契約書など、必要に応じて様々な契約書を締結していきます。
発注
見積書の金額に応じて製品を発注します。
製造
メーカーが製品を製造していきます。納期はものによって異なりますが、この期間の間に製品の販売戦略やブランディング戦略を立案していきます。
出荷前検査
メーカーが商品を出荷する前に工場で検品を行います。この際にどのような検査を行うかについては契約書にて記載しておきます。
受入検査・納品
契約書に定めた方法で受入検査を行います。製品に問題がなければ納品となります。
市場から見たノベルティグッズの需要について
OEMを利用すれば、気軽にノベルティグッズを制作することが可能です。しかし、ユーザーに受け取ってもらうためには需要を意識する必要があります。
株式会社トランスが実施したノベルティグッズに関するアンケートでは、実用的なものなら受け取ると答えた人が68%を占めていました。つまり10人に配布した場合、うち7人は実用性の有無で受け取りを決めていると考えられます。過去に配布したノベルティグッズが大量に余ってしまった…そのような経験がある場合、実用的でなかったことが原因かもしれません。少しでも多くの人に受け取ってもらいたいなら、制作を依頼する際にグッズの実用性を意識してみましょう。
また、キャラクターやブランド品、オリジナリティがあるものを受け取りたいと考えている人も一定数います。実用的なものと答えた人に比べると限られますが、キャラクターやブランドを好むユーザーにアプローチしたいなら検討の余地があります。さらに実用性も重視すれば、多くの人に受け取ってもらえるでしょう。
※参照元:株式会社トランス|もらって実際に使っている人気ノベルティ調査結果から分かるグッズ製作成功のコツ!事例も紹介((https://www.trans.co.jp/column/goods/noveltysurvey/)
ノベルティグッズのOEM制作依頼を行う上でのポイントは?
実用的なものを選ぶ
ノベルティグッズでOEMを利用する際は、実用性をしっかり考慮しましょう。先述のとおり、ノベルティグッズに実用性を求めるユーザーの割合は高いです。半数以上の人が実用的かどうかを判断していますので、日常生活で使うことの多い商品を選ぶとよいでしょう。ターゲットとなるユーザーのライフスタイルを考慮することも重要です。
例えばエコバッグやトートバッグ、ボールペンやメモ帳などが実用的です。他にも、マスクやアルコールティッシュのように、衛生関連商品も実用性があります。
ターゲットの明確化
ノベルティグッズを配布するターゲットも明確にしておきましょう。幅広い層にアプローチしたい場合もあるかもしれませんが、ターゲットが明確でないと、かえってユーザーに避けられてしまう可能性もあります。実用性を重視したとしても、配布しきれずに在庫が残ってしまうことも考えられます。対象とするユーザーを決め、ニーズや好まれるグッズの傾向を調査してみましょう。
例えばファミリー層をターゲットにする場合、夫婦と子供のどちらを対象にするかで適切なグッズが異なります。また、妻と夫のどちらをターゲットにするかも重要です。いずれにせよ、ターゲットは絞り込んで配布グッズを決めたほうがよいでしょう。
キャラクター・ブランドを取り入れる
ノベルティグッズにキャラクターやブランドを取り入れるのもおすすめです。特定のキャラクターやブランドのグッズに対し、時間をかけて並んででも受け取りたい、と考えるユーザーも中にはいます。キャラクターやブランドの影響力は大きく、グッズの受け取りだけでなく宣伝効果にも関わるほどです。
ノベルティグッズにキャラクターやブランドを取り入れる場合、自社の商品との親和性を考慮しましょう。また、キャラクターなどの知名度や人気度も考慮する必要があります。
配布時期の季節や流行を意識する
ノベルティグッズを配布するタイミングも注意しましょう。配布時期の季節やトレンドに合わせ、適切なグッズを配布することが求められます。季節感やトレンドを無視した場合、受け取ってもらえなくなる恐れがあります。
例えば、夏ならうちわや暑さ対策グッズ、冬ならカイロなど防寒グッズを配布すれば、ユーザーに受け取ってもらいやすくなります。トレンドを意識すればSNSでシェアされる機会が増え、自社の商品・サービスの知名度向上に繋がる可能性もあります。