OEMで作れる美容機器は?カテゴリ別にご紹介
OEMで作れる美容機器は様々なものがありますが、メーカーによっては対応できるもの、できないものがあります。どのような商品を開発したいのかを具体的にイメージすることで、スムーズにOEMメーカーを選ぶことができるようになるため、ここではOEMでよく商品化される人気の美容機器カテゴリを特徴も交えてまとめます。
ドライヤー
ドライヤーは大きく分けて、「一般的なドライヤー」とスタイリングができる「くるくるドライヤー」の2種類あります。ドライヤーの特徴は速乾性・重量・温度・アタッチメントの有無の4つで決められることが多いです。どのような特徴を備えた商品が人気なのか、まとめてみました。
ヘアアイロン
ヘアアイロンは、大きく分けて「ストレートアイロン」「カールアイロン」「2WAYアイロン」「ブラシ型アイロン」の4種類あります。商品化する際に抑えておきたい特徴としては、すべてのヘアアイロンに共通して「立ち上がりのスピード」「温度」「プレートの材質」などがあげられます。さらに、ストレートアイロンは「プレート幅」「コード式か充電式か」などでも大きな違いがあります。カールアイロンは「パイプの太さ(直径)」「パイプの形状」によっても大きな違いがあります。2WAYアイロンはストレートアイロンとカールアイロンの2WAY仕様となっており、別々で買うよりも安い「価格」を訴求する商品かどうかがポイントになります。ブラシ型アイロンはヘアアイロンの扱いが苦手な方に人気が高い商品であるため「手軽さ」「安全性」などが重要なポイントとなるでしょう。
スチーマー
スチーマーには、大きく分けて「温スチームのみ」「温スチーム+冷ミスト」「温冷+別の美顔機能搭載」の3種類があります。シンプルな美容機器だからこそ、機能を+αすることで差別化することができる商品です。商品化する際に抑えておきたい特徴としては「スチームの量」「使用する水の種類(精製水、水道水、化粧水など)」「タンクの容量」「長時間(ナイト)モード」「据え置き型か携帯型か」「美顔効果付きかどうか」などがあげられます。
RF美顔器
RF(ラジオ波)美顔器とは、水分に反応して肌を深部から温める高周波を活用した美顔器です。美容医療の分野でも人気の施術内容で、リフトケア効果や、肌質改善効果などが高く、近年最も注目を集めている機能です。大きく分けて「単機能型」「多機能型」があり、どちらも製品単価が高いのが特徴です。商品化する際に抑えておきたいポイントとしては、単機能型の場合、「出力」「電極数」「お手入れのしやすさ」などがあげられます。多機能型の場合、「RFと相性の良い機能を搭載しているか」があげられます。例えば、「イオン導入」「エレクトロポレーション」「EMS」「フォト(LED)」などが人気の組み合わせになっています。
ウォーターピーリング
ウォーターピーリングとは、古くなった角質や汚れを超音波振動で浮かす「超音波ウォーターピーリング」と、水流の力によって古い角質を浮かせる「ハイドラフェイシャル」の2種類があります。商品化する際に抑えておきたいポイントとしては、超音波ピーリングの場合、大変競合が多い美容機器なので「出力」「ヘッドの形状」「価格」「+αの機能」などで明確な違いを作る必要があります。ハイドラフェイシャルの場合は、「使用する水の種類(専用化粧品)」が大きな違いになってくるため、一緒に化粧品の企画も進める必要があります。
イオン導入美顔器
イオン導入器とは、微弱な電流を使用することによって美容成分を肌に浸透させる機能を持つ美顔器のことです。商品化する際に抑えておきたいポイントとしては、イオン導入自体に体感がないことから「体感のある別の機能を搭載すること」があげられます。浸透を促進させるような「ヒーター」「RF(ラジオ波)」他にも「フォト(LED)」などが相性の良い組み合わせとなっています。
光脱毛器
光脱毛器とは、毛のメラニン色素に対して光を反応させる脱毛器です。男性のひげ脱毛、高齢者の介護脱毛、小学生からの脱毛など、幅広い年齢層の方から需要のある人気の美容機器となっております。商品化する際に抑えておきたいポイントとしては、「どの部位に使用できるか」「冷却機能が搭載されているか」「連続照射ができるか」「何万回照射が可能か」「どのようなアタッチメントがあるか」「充電式かコード式か」といった点があげられます。
美顔ローラー
美顔ローラーは、スティックタイプの「I型」や全身ケアにも使える「Y型」、フェイスラインに特化した「ダブル型」の3種類に分けられます。商品化する際に抑えておきたいポイントとしては「ローラー部の材質」「大きさ」「+αの機能を付けられるか」「防水性」などがあげられます。