ドライヤー
OEMでドライヤーを作成するにあたって、押さえておきたいポイントについて紹介しています。ドライヤーの作成を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ドライヤーの種類
一般的な形状のドライヤー
髪の毛を乾かすことを目的にしており、温風・冷風機能が付いたものがスタンダードになっています。中には、風をあてるだけでリフトアップする商品があったり、アタッチメントなどで頭皮マッサージができるようなものも存在しています。
カールドライヤー
別名「くるくるドライヤー」とも呼ばれるタイプのドライヤーで、付属のブラシで髪の毛をコーミングする感覚で髪の毛のスタイリングを同時にやっていくというものです。ヘアアイロンの扱いが難しいと感じる方からは根強い人気を誇る商品です。
ドライヤーをOEMで作成するうえで押さえておきたいポイント
風量・乾く速さ
ドライヤーの実力は風量×風速×温度できまります。かつては高温ドライヤーが主流でしたが、現在のトレンドは、低温大風量になっています。熱ダメージで髪を痛めたくない方から人気があります。業務用で使用するドライヤーの場合はいまだに高温ドライヤーが人気なので、販売先のイメージを明確に持って仕様を決めましょう。
重量・音
ショートヘアの方のドライ時間は3-5分、ロングの方は7-10分程度といわれています。この分数分ドライヤーを持ち上げて髪の毛を乾かしていくことになるため、ドライヤー自体の重量は極めて重要な選定ポイントになっております。重くても600g以内のものを選ぶとよいでしょう。
また、髪を乾かす際の音もできるだけ小さいものの方が良いでしょう。目安は75dB以下程度とされています。業務用のドライヤーを開発する場合は美容師がお客様と会話できるかどうかも一つの目安にして選択しましょう。
温度
あまりに高い温度の風を髪に当て続けると髪が傷んでしまう可能性があるため、温度調節ができることが望ましいと言えます。低温の風が出るドライヤーであれば、髪の毛に与えるダメージを抑えられます。
付加機能やアタッチメント
髪を乾かすだけではなく、付属品によって髪のつやを出したり、リフトアップしたり、頭皮のマッサージをしたりするものが登場しています。アタッチメントを付属することで付加価値をつけて、埋もれない商品開発を心がけましょう。
掃除・収納のしやすさ
ドライヤーはその構造上、後ろから髪の毛や埃を吸い込みやすく、掃除がしやすいかどうかも重要なポイントとなるでしょう。フィルターが簡単に取れる、水洗いできる、コードが簡単に束ねられる、などの仕様は毎日使うドライヤーの掃除・収納のストレスを軽減してくれることになるでしょう。ここもぜひ押さえておきたいポイントとなります。
まとめ
ドライヤーはレッドオーシャンの市場です。いかにして他社に秀でる商品を開発するかが重要になってきます。
まずは明確なターゲット設定を行い、それに合わせて利用者目線での商品開発をすることで販売につなげることができるでしょう。